工事工程を調整し、月初めの半日を、情報共有、技能教育、安全教育に取り組んでいます。
情報共有では、iPhoneやiPad、Surfaceなどの携帯端末とクラウドサービスを活用し、工事資料へのアクセスを容易にし、リモートワークの効率を向上させています。
現場からクラウドへの写真や測定データのアップロードにより、テレワーク中や事務所・自宅に戻った後も、データを持っている人の到着を待つ事無く報告書の作成に取り掛かれます。
以前は岩手県の広大な地域での移動時間が業務の障害でしたが、リモートワークの導入により報告書作成時間が削減され、工事の準備や打ち合わせに充てる時間が増え、結果として月間残業時間がゼロになりました。
また、電話での誤解や非効率な時間の対策として、LINEアプリを使用して写真や位置情報を共有することで、情報を迅速かつ正確に伝える事ができるようになりました。特に、位置データを受け取った相手はナビアプリと連動し、迷うことなく最短距離で現場に向かえます。
データベースアプリでは、改善事項や「気付き」を瞬時に共有し、社内の情報共有や注意喚起を促進しています。
蓄積されたデータは、再周知、検討、対策に活用され、社内環境の改善に役立っています。
この様に現場でとても活躍しているスマートフォンは、紛失時にはリモートでデータの消去が可能ですし、そもそも生体認証しなければデータを見る事さえ出来ません。これにより、紙ベースの資料に比べてとても安全に工事データを持ち歩く事ができとても快適になました。